デザイン、システム、マーケティングなど
WEBサイトに関わることをまとめてます
投稿日時: 2014年1月6日 カテゴリー: 考え方・体系化
WEBサイトや広告を作る際に「コンセプト」という言葉をよく耳にすると思います。
なんとなく感覚的に意味はわかるけれども、イマイチどんなことなのか分からない言葉です。
調べてみても「概念・考え方」などでまてめられていて、説明を読んでもピンとこないことが多いと思います。
そこで具体的な例を元に説明したいと思います。
友達があなたの家に遊びに来ることになりました。あなたは友達をもてなすために料理を振舞おうと思います。友達に喜んでもらうためにはどんな料理が良いでしょうか?
ステーキ、エビフライ、肉じゃが、パスタ、ブイヤベース、お刺身、シーザサラダ・・・、いろいろ思いつくと思います。しかし、いろいろ思いついて何がいいのか分からないですね。。。
そこで作る料理の「テーマ」を考えます。
例えば
などを考えたとします。この3つが「コンセプト」です。
「料理でお客さんに喜んでもらう」という「目的」に対してどんな考え方をするのかが「コンセプト」なのです。
「コンセプト」を決めることで、一定のテーマに沿った料理を考えることができます。
「コンセプト」があることで料理に特徴でき、作る料理を絞り込むことができます。
WEBサイトや広告では「料理」ではなく「情報」になります。
「コンセプト」があることで、「絢爛豪華なゴージャスな料理についてのWEBサイトだったな」「ゴージャスな料理の事だったらこのWEBサイト(会社)だな」などと、記憶や印象に残ったり、人に伝わりやすくなります。
WEBサイトや広告を出している企業や商品は無数にあり、特徴のないものはすぐに忘れられたり、埋もれてしまいます。
「コンセプト」がハッキリしていることで、無数にあるものから特徴のある目立ったもになるのです。